ママらいふ

共働き3児ママの日々のあれこれ

【出産】帝王切開手術~出産後のお話~

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出産までのお話はこちら

 

【手術後のこと*手術当日*】

 

手術が終わったあとは集中治療室に運ばれ、弾性ストッキングをはいて、足を自動でマッサージされながら安静になります。

 

腰椎麻酔が切れるまでの数時間の間は痛みは感じません。

 

痛いのは麻酔が切れてからです

(~_~;)

 

私の場合は術後も点滴で入れ続ける、子宮収縮剤での子宮収縮の痛みがひどくて夜中の痛みがかなりきつかったです。

 

お腹の傷の痛みなんて分からないほど、

子宮収縮の痛みがすごかったんです!!

(つД`)ノ

 

これが陣痛の痛みかッ⁉︎

と考えながら痛みと戦ってました。。

 

看護師さんが定期的に様子を見にきて、

痛みの様子を聞いてくれたり

痛み止めを入れてくれたので、

なんとかやり過ごせました。

 

相談すれば授乳に影響しない痛み止めを使ってもらえると思うので、痛みはあまり我慢しすぎず病院の方に相談した方がいいと思います。

 

 

【手術翌日*歩行開始*】

 

一晩明けると手術翌日にはもう歩行が始まりました

導尿もこの時に外されます。

 

食事は腰椎麻酔の影響で消化管が動いていないので、消化管が動いたら(ガスが出たら)開始になります。

私は翌日は絶食でした。

 

絶食中は点滴をしてもらっているので、引き続き点滴から子宮収縮剤と抗生物質を入れてもらいます。

 

子宮収縮の痛みもまだありましたが、今度は歩行の為、傷の痛みも出てきます。

腹筋を使う、立ち座りの動作が痛い!痛い!!

(;_;)

 

痛み止めの座薬を入れていても、ベッドから立ち上がるのに10分くらいかかりました。

私はこれでも早い方だそうです。

 

私が出産した産院では希望すれば手術翌日から母子同室にしてもらえたので、痛み止めで傷の痛みが和らいでいる時は個室の部屋で赤ちゃんと一緒に過ごしました。

 

出産翌日はさすがに赤ちゃんを抱くと傷が痛みましたが、その後は徐々に痛みに慣れたのと、授乳クッションのおかげで思っていたほど辛くなく赤ちゃんを抱っこできました。

 

 

【手術後2日目*初乳を与える*】

 

2日目からは乳房マッサージ授乳指導が始まりました。

 

赤ちゃんには24時間体制で看護師さんがミルクを作って飲ませてくれていたので、元気そのものでした。

 

午前中のうちに看護師さんに母乳が出ているか確認してもらい、マッサージの仕方も教わりました。

私は2日目は母乳がまったく出ず。。

 

早く母乳が出るようにと思い、授乳指導後からは普通分娩の方と同じように、3時間置きの授乳をしました。

 

傷口はまだ痛みますが、授乳室と入院部屋を行き来しているうちに、だんだん痛みに慣れていった気がします。

 

退院後の母乳・ミルク育児のお話は、はじめてのミルクの記事に書いています。

 

まる2日絶食してやっと術後2日目夜からお腹の音が聞こえるようになり、食事も開始になりました。

といっても、おもゆとお味噌汁のだしのみですが。

でも、食べられるというのは嬉しいものです

(*^_^*)

 

 

【手術後3日目*食事再開*】

 

3日目からは食事が少しずつかたちのあるおかゆとおかずになってきました。

 

食事開始まではお薬を点滴で入れていましたが、食事がとれるようになり、お薬も錠剤に切り替えになり、点滴も外れます

 

3日目も3時間置きに授乳に通い、昼間は赤ちゃんと一緒にお部屋で過ごしました。

 

この日は日曜日だったこともあり、家族の面会以外は予定がなく、入院中で一番穏やかに過ごせました。

 

 

【手術後4日目*個室へ引っ越し*】

 

ICUから普通の個室へお引越ししました。

 

それとともに食事も部屋食から会場食になり、同じ時期に出産し入院中のママさんとお話しする機会が増えました。

出産の時の話をしたり、保育園や小児科はどこにする予定かなど情報交換できたのがよかったです。

 

この日は沐浴見学もありました。

その時の様子は、退院後の沐浴のお話と一緒に はじめての沐浴 の記事に書いています。

 

移動した個室はシャワー付きの部屋で、この日からシャワーもOKになりました。

傷口は防水テープを貼ってあるので、もちろん水がかかったりすることはありません。

 

 

【手術後5日目*退院前日*】

 

この日は調乳指導が行われました。

 

私が産んだ産院は、リフレクソロジーをしてもらえたりお祝い膳が出るところだったので、それらのイベントもすべてこの日に。

 

なぜこの日だけがこんなにタイトなスケジュールかというと、調乳指導は明治の方が来てミルクの作り方を教えてくれるし、リフレクソロジーも外部の専門の方が来てやってくれるので曜日が限られています。

それがちょうどかぶってしまったので、結構バタバタでした。

 

出産した産院では明治のミルクを採用していたので、明治の方から調乳指導を受けました。

ちょうど前もって買っておいたキューブタイプのミルクが明治ほほえみだったので、その使い方も教われてよかったです。

 

母乳の方は3時間置きの授乳を続けて、数ccですが出るようになりました。

 

生まれて初めてのリフレクソロジー

そして、帝王切開したばかりなのに大丈夫なのかな?

と思っていましたが、まったく問題なし。

 

頭をマッサージしてもらったのですが、とてもリラックスして気持ちのよい時間を過ごせました

(*^_^*)

 

 

【手術後6日目*退院*】

 

6日目は朝に診察があり、主治医に子宮収縮や悪露の具合を診てもらいました。

入院中は看護師さんにしてもらっていた傷口の消毒も退院後は自分でするので、この時にやり方を教えてもらいました。

 

その後、退院指導を受けて昼前には退院となりました。

 

退院時に入院費用の支払いをするのですが、私は健康保険から支給される出産育児一時金を直接産院に支払ってもらったので、窓口負担は差額の7万円程度でした

 

宇都宮市では、妊娠・出産に関して1回の受診でかかった保険診療費のうち、500円を超えた分は後日申請すれば戻ってきます

 

入院中の保険診療費も適用になるので、私が窓口で負担した分も大半が後日申請して返金されました。

 

。・°°・(>_<)・°°・。ありがたい

 

高額療養費制度といって、1か月の保険診療費が限度額(金額は各家庭で異なります)を超えると、超えた分が申請後に戻ってくる制度もあります。

 

宇都宮市のように1回500円制度がない自治体でも、高額療養費制度に当てはまれば、申請して保険診療分の医療費が戻ってくる場合があるので、領収書は年末まで大事にとっておいてください!

 

私は個人的に医療保険にも入っていたので、帝王切開での入院手術に対しておりた保険金もありました。

 

合わせると、出産でかかった費用より戻ってきた額の方が多かったと思います。

 

個人で入っている医療保険が、帝王切開の入院手術に適応することは見逃されがちかなと思うので、医療保険に入っている方は忘れず保険会社に請求してくださいね!

 

 

【退院後のこと*傷口の消毒と抜糸*】

 

退院する頃には子宮収縮の痛みも、傷口の痛みもだいぶ落ち着いていました。

私は割と痛みに強いので、退院時はまだまだ痛みを感じる方も多いかもしれません。

 

産後1か月は湯船には浸かれませんが、シャワーは入れます。

退院後は自分でする傷口の消毒は、シャワー後傷口をきれいにしてから行なっていました。

 

傷口の消毒器具は、退院時に一週間分処方してもらいました。

退院日から一週間後に「1週間健診」があるので、その日まで自分で傷口消毒を続けます。

1週間健診で傷口を診てもらい、問題なければ消毒は終了です。

 

抜糸がある場合は、その後、出産から一か月後に「1か月健診」があり、そこで抜糸してくれます。

私は抜糸ありだったので、産院への受診はこの抜糸の日が最後となりました。

 

 【退院後のこと*傷口の経過*】

 

私は退院時に、傷あとケアに使う、傷のケロイド化を抑える効果があるシリコンテープの試供品を、病院から1セット(2枚)いただきました。

ギネマム レディケア 」という製品です。

2枚を交互に丸1日ずつ交換しながら傷口に貼り、1セットで1か月くらい使える製品でした。

 

皮膚のケロイド化は体質によるところが大きいので、シリコンテープを貼ったからといって、ケロイド化しないというものではありません。

 

でも、使った感じは、シリコンテープで保護することで傷口のかゆみは抑えられていたかなと思います。

というか、かゆくてもかけないので(笑)

 

ケロイドは外部からの刺激が原因の一つでもあるので、外部刺激をから傷口を守るためにはとても効果的だと思います。

 

傷あとケアには半年くらい続けるといいと病院では説明されましたが、私は試供品の1か月分しか使いませんでした。

お値段もけっこうするし、2人目妊娠を希望しているので、どうせまた切るしと思いまして。。

 

こちらのサイトさんでは使用経験が丁寧にまとめられていました↓↓

帝王切開の傷跡のケア体験談(シリコンシートのシカケアを使用)

 

シリコンテープの販売会社ニチバンのホームページにも、どうしてケロイドになるのかなどが詳しく書かれています↓↓

アトファイン(Atofine) 手術後の傷あとケアテープ | テープのニチバン

 

こそだてハックのホームページには治療法が分かりやすくまとまっていました↓↓

帝王切開の傷跡がケロイドに…!ケア方法は?予防できるの? - こそだてハック

 

 

退院後、私が唯一続けていた傷あとケアは、ヘパリン類似物質を塗ることです。

 

これは医療用では、ヒルドイドヘパリン類似物質として処方されるクリームローションです。

保湿剤として有名ですが、傷あとのケロイド化を抑える効果があります

 

病院で処方してもらう場合は保険適用になるので、シリコンテープよりはお金の負担が少ないし、化粧水感覚で使えるので、ズボラな私でも続けられています。

 

帝王切開の傷あとのせいで夫婦関係が微妙になってしまうこともあるので、そうなる前にぜひ病院で相談してみてください。

 

シリコンテープやヘパリン類似物質はインターネットでも購入できます。

ローションタイプ↓↓

ちなみに、私はローションタイプを使っています。

傷あとの違和感やかゆみは、産後6か月くらいまでありましたが、産後9か月が経った今ではほとんどありません。

 

今では傷あとはだんだんと皮膚に馴染んできています。

 

 

私の帝王切開での出産はこんな感じでした。

これから出産予定の妊婦さんの参考になったでしょうか?

あまり恐がらず、周りの人たちや病院のスタッフさんに頼って出産に臨んでくださいね!

 

 

 

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